手ぬぐい 鯔背(いなせ)
東京下町の職人が、熟練の手仕事で仕上げた梨園染(注染)の手ぬぐい。
裏表がないのが特徴です。
こちらは、「いなせ」柄。
いなせとは、元来はイナの背ビレのように低く平たく整えた髷(まげ)のこと。
魚河岸辺りの“粋な若衆”の間で流行ったことから、威勢がよく粋であるという意味に転用されるようになりました。
江戸町人の『美意識』を表すことばです。
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手ぬぐいは、吸水性・速乾性に優れた、日本が誇る暮らしの道具。
台所で使用するのはもちろん、絵柄も面白いので、バンダナ代わりに頭に巻くなど、様々な使い方が出来て、とても便利です。
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【サイズ】:約37×98cm
【素材】:綿100%
【生産国】:日本
【メーカー・ブランド名】:戸田屋商店・京佑
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梨園染の手ぬぐいは、型紙からはじまり、染め、最後の仕上げであるたたみ加工まで、ほとんどが人の手によるものです。
機械生産では感じられない手染めの温かさが梨園染の深い味わいになっています。
「伝統的な職人技」と「日本のいま」を染め上げた梨園染。